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関節リウマチと生物学的製剤

関節リウマチは、「朝、手がこわばって、動かない」、「関節が腫れて、痛い、だるい」という症状があり女性に多い病気です。

自己免疫疾患の一つとされています。

体内で炎症を起こさせるTNFやIL-6などのサイトカインと呼ばれる物質が異常につくられたり、免疫の働きをつかさどるT細胞が異常に活発になってしまうことで、関節の痛みや腫れ、そして骨や軟骨などの破壊が起きると考えられています。

現在、病院では、バイオテクノロジーを駆使して開発された生物学的製剤が使われ始めています。
この薬は、炎症に関係する物質に働きかけ、免疫異常を改善し、炎症や関節破壊を抑えるものです。

非常に強い免疫異常改善作用(サイトカインやT細胞の異常亢進を直接抑制)と炎症抑制作用があるとされてますが、実際に使用された患者さんにお話を伺うと、どうもあまり効果を感じてられないようです。

みなさん、共通しているのは、体が冷えて動かなくなる、調子が悪くなってしまうというのです。

自己免疫疾患という考え方で行くと、この治療法がいいのでしょうが、私は、そうは考えていません。

以前から、亡くなられた安保徹先生が、関節リウマチは、副交感神経優位の人がストレスや厳しい環境によって交感神経の過剰な緊張隣、無理をしすぎて、免疫細胞が先祖帰りして発症したものと解説されていました。
免疫過剰ではなく、免疫抑制状態にあることを主張され免疫抑制剤の使用は控えたほうがいいとのお話でした。

関節リウマチの患者さんにお灸をすると、とても調子が良くなります。
炎症が起きているとされるにも関わらず温めるほうがずっと効果があるようです。

また、関節リウチの患者さんに共通しているのは、口の中に金属があることです。

歯科治療をし始めると、途端にリウマチの症状が悪化してくるようです。
口腔内の金属や口腔内の細菌と、どうやら関係しているようです。

生物学的製剤が合わないと感じた人は、勇気をもって治療を止めることを考えるのも一つの方法です。

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