まず、なぜマイナス思考になってしまうのでしょうか。

考えてみると、自分はできている、自分はいい人だ、自分は正しいと思っている人が多いようです。
ですから何かあると、ひどく落ち込んでしまうのです。
「自分が何もできない人」と思っていれば、落ち込む必要はありません。
なぜなら最初から何もできていない、わかっていないのですから。
そういうことを認められない人が、落ち込む傾向にあるようです。

自分でできることなど何もなく、全ては仕組みの中で生かされていることが
わかっていれば、謙虚になれるはずなのです。
落ち込むのは、全てのことを受け入れていない証です。
落ち込む、マイナス思考になる自分の心の底を見つめることです。

永野剛造先生の「7日でわかるエネルギー医学」には、
マイナス思考の変え方が具体的に書かれています。
マイナス感情が出たら、すぐさまプラスの行動をとることです。
プラスの行動はプラス思考の現れです。

ゴミを投げつけられて、嫌な思いをしたら、ゴミを拾えばいいのです。
怒鳴られたら、謝って「注意ありがとうございました」とニコッと笑えばいいのです。
神棚を祀りたい、最良の位置が見つからないならば、
自分のご都合主義を反省し、
そもそも何のために神様をお祀りしたいと思ったのかを胸に手を当てて考えればいいのです。人から祀ったほうがいいと言われたから祀るのでは、意味が全くわかっていないことになります。ご利益をもらいたくて祀るのも意味が違います。
何のために祀るのか。
お祀りするなら一番いい場所にと考える。
その人の神様に対してのステージが見えてきます。

神様は、人の心の中に存在するものです。
常に忘れないために神棚をお祀りする、
常に感謝できるように毎日見えるところに置かせていただく、
そういうものなのです。

マイナス思考では、自分を変えることはできません。
ましてや空間に存在する人を高次元に戻ってもらうことはできません。

自分がプラス思考に変わらないと、何も始まりません。
気づきを得たら、
自分がご都合主義だとわかったら、
徹底的に自分の都合を捨てて生き方を変えることです。
気づいたことは、自分が改めなければならないことです。