自律神経免疫療法

autonomic nerve immunotherapy

自律神経とは?

自律神経の偏りをさまざまな刺激によって健康な状態に戻す療法を「自律神経免疫療法」と呼んでいます。

自律神経と免疫は非常に密接に関わっていることが、故安保徹先生(新潟大学名誉教授)と故福田稔先生(福田医院医師)によって判明しています。

自律神経には、日中活動に優位になる交感神経と、食事や笑うとき、夜眠るとき、排せつをするときに優位になる副交感神経があります。

安保先生の写真(準備中)

福田先生の写真 (準備中)

神経の偏りによって病気になる。

働き過ぎによるストレスや薬剤の長期服用は交換神経の偏りをもたらします。

交感神経に偏りがありすぎると、血液の中の顆粒球が増え、炎症系の病気になります。

交感神経の偏りの病気

  • 胃潰瘍
  • クローン病
  • 大腸炎
  • その他炎症系の病気

また、楽のしすぎや運動不足は、副交感神経の偏りをもたらします。

副交感神経に偏りすぎると、血液中のリンパ球が増え、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー系の病気になります。

副交感神経の偏りの病気

  • アトピー性皮膚炎
  • 喘息
  • アレルギー系の病気

どちらに偏りすぎても、血流が悪くなり低体温になり病気になるというわけです。

病気を治すためのベースの考え方。

病気を治すには、自律神経の偏りをなくすのが一番です。自律神経の偏りがなくなると、リンパ球が少なくなり免疫力が低下したり、リンパ球が増えて過剰な免疫反応をしなくなります。

健康な人の場合は、血液の中のリンパ球のバランスが35〜41%の割合にあことが、お二人の先生の研究結果によってわかっています。

当情報センターは、このお二人の先生の考え方を基本にしています。

元の健康な体に戻るには、リンパ球の割合を理想の範囲におさめることです。中にはこの範囲内にあるにも関わらず病気の人がいます。そういう場合は、身体の血流障害が関係しています。その部分に鍼灸や温熱を活用し血流の改善を促すことが功を奏しています。

この療法は、治療ではなくとも、温熱療法や若石療法、リフレクソロジー、音楽療法、笑い療法、潜在意識療法などの民間療法でも十分健康な状態に戻す働きがあります。

残念ながらお二人の先生は、亡くなられましたが、お二人を10年間ほど取材させて頂いて得た知識や技術は、今でも色あせることなく、私たちの頭と心の中に残っています。

病気を治す土台に+α(プラスアルファ)。

お二人の先生が亡くなられた後にわかったこともあります。

それは、土台である足の歪みが、自律神経の元である頸椎や背骨を歪ませ自律神経を乱していること、電磁波が脳の視床下部に影響を与えて、自律神経を乱れさせているということです。

人間にとって最も大きなストレスは、二足歩行です。四足歩行の時と違って二足歩行は大きなストレスがかかります。何しろ体の中で最も大きくて重い頭(脳)を2本の足で支えるのですから。足が丈夫、健康な人は問題はありません。

足には3本のアーチがあります。アーチはしっかりと身体を支える土台です。アーチが傾いたり崩れたりすると、歩くたびに走るたびに体は衝撃を受け続けていきます。その結果、頸椎に支障が及んだり姿勢が悪くなったりすると、傾いている部分に常に衝撃を受け、肉体的なストレスを受け続け、そこに病気を発症していきます。

足の歪みが背骨や頸椎を歪ませる

電磁波が病気を引き寄せる。

特に歯科金属を使用している人は、電磁波のアンテナになり、影響を受けやすくなります。
口腔内の金属を取り除くだけでも体に流れる生体電流のトラブルは軽減できます。

自律神経の偏りは、生き方で解消されますが、姿勢の乱れ、電磁波の影響による血流障害は、生き方では解消されません。
ですから、単に免疫力を上げる療法だけにとらわれてはいけません。

歯科金属は電磁波のアンテナ

身近に電磁波が発生する場所

本物の健康はつま先からつむじまで

身体の土台は骨、正しい姿勢は内臓にストレスを与えません。
土台をしっかりと矯正したうえで、鍼灸を受ける、温熱を受ける、足もみを受ければ、改善への道のりも短くなると考えています。

医療だけの分野にとどまることなく、病気を治せる方法はどんな方法でも取り入れる、それが私たちの考え方です。とにかく「病気は治ったもの勝ち」なのですから。