私の宝物
私には宝物があります。
中学校の修学旅行の時にかってもらったボストンバック。
どうしても人と同じものは嫌だと、買ってもらったバッグです。
母が亡くなる7年前まで使い続け、ファスナーが閉まらなくなっても、いまだに捨てられません。
高校入学の時の万年筆。
人からもらった万年筆が気に入らなくて、羊革の花柄のものがいいと、母に無理やり買ってもらった自己主張の塊そのもの。
父に買ってもらった時計。
大人用ではなく、学生向けの小さなものですが、当時としては高級ブランドでした。
革が擦り切れても父にねだった初めての物で、捨てることができません。
こうしたものは、私の自己中心的な生き方の象徴の品物。
決して忘れてはいけないと、タンスの引き出しにしまい混んでいます。
時折、見ては、心の中に、当時の自分に貼ってはいけないと反省をしています。
子供が保育園の時に書いてくれた手紙
「お母さん、迷惑ばかりかけてごめんね」
主人の父が癌になったときにかいた手紙
自分が死ぬときは、一緒に持っていこうと思っています。
そして、今、たくさんの人から届くメールやお便り、ファックスなど。
本当にセミナーをやって良かったと思っています。
一人ひとりに「神様の愛」の形をお伝えしていますが、それを理解していただける人が増えています。
「ずっと見守ってくださった神様の愛を感じて、やっと少しづつ、生きていることを、心から感謝できるようになってきたと思います。」
こんな言葉をいただけて本当に感謝しています。
もちろん、すべての方が、到達しているわけではありません。
誰もが少しづつ、ステージをクリアできるように、工夫をしていきたいと思っています。