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欲を捨てること

「潜在意識と一緒になっていないからうまくいかないのですか」、という質問がありました。
皆さんならどのように答えますか?

常に潜在意識は自分と一緒なんです。
自分の全てのことを知っています。
知っている上で、いろいろなことを起こしています。

例えば、仕事がうまくいかない!
何度も失敗してしまいます。
これを起こしているのは、潜在意識です。
失敗させて何かを気づかせようとしているのです。
仕事を辞めるように言っているのでしょうか?
いいえ、そうではありません。

その人の心の中にあるものを捨てて欲しいのではないのではないでしょうか。
仕事がうまく行きたい。
人に褒められたい。
仕事の相手に感謝されたい。
心の中に欲があるとうまくはいきません。
「無」になることです。
何も考えず、ただお役に立たせていただきたいと思うのです。
報酬をもらおうがもらわないが、関係ありません。
ただひたすら、この人にために役立たせていただきたい。
役に立てるかどうかわからない自分なんだけれども、お使いいただきたいと願うことです。

潜在意識は、自分の中の全てを知っています。
知っている上で、失敗をさせているのですから。
どうして失敗するのかを考えると、自分の心の中の汚れがわかるはずです。

仕事ですから、準備するのは当たり前です。
事前の十分な準備は、自分ができることですから当たり前なのです。
いつも失敗の原因は、準備不足なのでしょうか?

そういう問題ではない気がします。
自分自身の心を見つめてください。
自分でしかわからない心の民代があるはずです。

気づきは「道」のようなもの。
花道、茶道、柔道、道には段がつきものです。
失敗して反省しながら、昇段していくのです。
ゲームで例えると、ステージをクリアするまで、
何度も何度も失敗も間違いも続きます。
逃げても、他のところで同じようなことを引き起こすことになりかねません。

己を、己の心を分析してください。

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