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湯島聖堂

5月22日午後から湯島聖堂にお参りに行きました。

東京に住んで45年以上経ちますが、湯島聖堂は一度も行ったことがありません。
湯島聖堂がどういうものなのかわからなかったので調べてみました。

始まりは、徳川五代将軍綱吉が、儒学の振興を図るため、元禄3年(1690)湯島の地に聖堂を作り、上野忍岡の林羅山家私邸にあった廟殿と林家の家塾を移したことからです。
その後、およそ100年を経た寛政9年(1797)幕府直轄学校として、世に名高い「昌平坂学問所(通称『昌平校』)」を開設しました。
明治維新を迎えると聖堂・学問所は新政府の所管となり、当初、学問所は大学校・大学と改称されながら存置されましたが、明治4年(1871)これを廃しし、文部省が置かれることとなり、その歴史を閉じました。
言うなれば湯島聖堂は近代教育発祥の地なのです。

大正11年(1922)国の史跡に指定されました。
翌12年(1923)関東大震災によって、入徳門と水屋を残し、すべて焼失しました。
現在の建物は、復興されたものです。

「儒教の創始者」として知られる『孔子』を祀る霊廟(れいびょう)です。
霊廟とは、亡くなった人々の鎮魂を祈り、お祀りするための建造物です。
礼拝を1番の目的として建てられています。
「湯島聖堂」は、国内に現存する孔子廟の中で最も有名で最も古いものです。

御朱印に書かれている萬世師表(ばんせしいひょう)とは、「永遠の師」を意味する孔子の称号だそうです。

中国と仕事の関係があるので、お参りをしに行きました。

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