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沖縄にて

10月22日から25日まで沖縄に行ってきました。
北部と南部を旅してきました。

いろいろなものを見聞きして考えさせられた旅でした。
冷静さをなくすと、感じ取ることができなくなってしまいます。
でもわかったことは、
この事務所は、空間が違っているということでした。

沖縄北部では、なんだか体が水っぽくなるようで、
沖縄南部では、なんだか体が焼けるように感じました。
このエリアの特徴を示しているのでしょう。

フクギ並木を何度も通っていたのに、気づかなかった神様のほこら。
24日の朝気づかせていただきました。たくさんの水害で亡くなった人が多くいたため祀られ守ってきた神様でした。
もっともっと感謝させていただく必要がありましたね。

10月25日
平和記念公園は、一番上にいかなければならなかったのですね。
司令官の命令こそが、すべての時代だったからですね。

沖縄戦は日本が敗戦に向け、なし崩し的に戦局が悪化しているなかで、昭和20年(1945)3月下旬から主に沖縄本島で起こった日本軍とアメリカ軍の戦いです。
約90日間におよぶ壮絶な戦い、死者は住民を含み日米双方で20万人を超えたそうです。
日本側の組織的戦闘が終結した6月23日が「慰霊の日」とされています。
この日、牛島満司令官が自決し、組織的抵抗は終わりを迎えた。
司令官の残した言葉は、「最後まで敢闘し、悠久の大義に生くべし」(最後の一兵まで戦え)
この命令が終わりなき沖縄戦を生み出したのです。
戦争は終わったと告げに行った住民が日本兵に殺される事件も起こっていました。

いまだに見えない世界で戦っている人がいるのです。
司令官自決の場所にまでは行けませんでした。心残りです。

ひめゆりの塔では、たくさんの中学旅行生が来ていました。
私は、そばでバスガイドさんの話を聞いていました。
すると、意識が飛んできて、
「私たちは、もう二度と戦争が起きないための存在ならば感謝できる」
と伝わってきました。
これは、私が心の中で「こんな説明でこの子供たちに犠牲者の思いや、その家族の思いがわかるのだろうか、本当に戦争は起こしてはいけないということが伝わるのだろうか」と思っていた時でした。

今回の沖縄旅行は、オンとオフの切替えができない自分自身に問題があります。
大反省とともに帰ってきました。

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