元首相安倍晋三さんが殺害されました。
本当に残念なことです。お悔やみを申し上げます。

このニュースを聞いたときに、
浮かんだのが、
森友学園（大阪市）の国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんを強いられて自死した同省近畿財務局職員の赤木俊夫さん（当時54）のことです。

赤木さんは、正義感の強い人だったのでしょう。
改竄を強いられ、心を痛められた結果、
自死とは言いますが、結局、殺されたようなものだと私は思います。

元首相殺害事件は、衝撃的ではありましたが、
私自身は、赤木さんも同じではないかと思いました。
間接的に殺されたのだと思っています。

どんな仕事をしてようが、命の価値は同じです。
なもない人の幸せを奪うことは、
やがて自分に巡ってくることを教えてくれているのだと思います。

政治には裏も表もあります。
私たちの知らない部分で、見えないことが勧められ、
国の政策が決まるのだと思います。

大事なのは、正直であること。
日本人は、昔から「お天道様が見ている」と言われ、
お天道様に恥ずかしくない生き方をしなさいと教えられてきました。
嘘をついても必ずバレるし、嘘で塗り固めても矛盾が生じてしまい、
その結果、明らかになります。

権力は、人の幸せのために使うべきものです。
そして、必ず義務がつきまといます。

今回のことで、ますます改ざんの真相究明は遠のきました。

偉業というのは、後世人が判断すべきものだと思います。

私は、元首相に献花をするならば、
赤木さんにも献花をするべきだと思いました。
虚しい結果です。