御利益信仰のベースには
ご利益のベースになっているのは、自分にとって「いい」「悪い」の価値観です。
全ては、宇宙からのプレゼントなのに、なぜ、自分で判断するのでしょうか?
そこにあるのは、自分の得するものは「いいもの」自分が損をするものは「悪いもの」という判断があるのです。
この判断をしているのは、顕在意識なのです。
これこそが邪魔をしているのです。
平熱が出た時、熱は悪いもの病気と考えて、熱を下げようと必死になる自分がいます。
熱は、「リンパ球が体の中に入った細菌やウイルスと戦ってくれている、潜在意識が一生懸命活躍してくれている。」と思えないのです。
転んだ時、痛みがひどく怪我をしてしまいました。
なんでこんなとこで転ぶのかな、今日は災難だと考える自分。
転んだ時に、「足元に気をつけなさいと言うことだから。きっと悪いものが溜まっていて、出ているんだわ。大難が小難になって、このくらいで済んでよかった。」と感謝できないのです。
たとえ病気になっても、そこには全て意味があります。
意味のないもの、必要のないものは、一切起こりません。
全ての価値観を捨てて、生かされていることに気づければ、ご利益信仰のベースは無くなります。
宇宙がくれるものは、全て自分にとっての宝物であることに気づけば、いい循環が始まりますよ。