はじめにお詫びありき
何でも感謝感謝、プラス思考というけれど、違うのではと思っています。
今日、関節リウマチの患者さんから「感謝しないといけないのだけれど、痛くて…」と一言。
「数値も悪くなってしまって」と。
おかしくないかな?
まずは、自分の体をリウマチのような病気にしてしまったお詫びなのでは?
先祖から続いてきた命。
命を受け継いできた自分。
臍の緒を見ると、永く受け継がれてきた命の尊さを少し感じられませんか。
母の出産、それを待ち構える家族。
ずっとこれを繰り返して生き続けてきたわけです。
すくすくと健康に育つように願われ、生まれた時から五体満足な体を与えられ、病気になったのは、自分に原因があるわけなのです。
まずは、体を大事にして来なかったお詫びが先でしょう。
体に無理をさせてきた、ごめんなさいというお詫びがあって、そして、こんな自分を許してください。
それでも体ががんばってくれていることに、一段と感謝ができるのではないでしょうか?
神社のお参りも同じです。ごめんなさい。許してください。みんなが忘れている言葉です。