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教育は気与生育(きょういく)

子育てのご相談。
自分自身が親から育てられたのと、同じように我が子を育てます。
動物はみんな同じです。
猫も同じで、親猫がしきたりを教えて猫の世界でのルールを学びます。

もし母親が、親から何も教わなくて育ったのなら、どうでしょう。
母親は、自分の子どもにどう接していいのかわかりません。
こんなことが現実には増えているのです。

子どもを産みっぱなし、育てるというよりも食べさせているだけ。
これでは次世代は育っていくはずがありません。
子供の名前をつけるにしても、どんな子に育って欲しいのかという願いを込めてつけているはずです。
夫婦できちんと育てる方針を話し合わないと、人の顔色をうかがう子になってしまいますよ。
私は、子どもには思いを込めて名付けました。
一人このこともあり、もしも食べ物が一つしかない時に、みんなに分け与えられる子になってほしいと、お菓子でもなんでも一人だけで食べることはさせないようにしました。
ところが小学校4年生の時に、公園で一人お菓子を食べている我が子を見つけました。
その場で、注意をしみんなに分けるように話をしました。
もちろん、子供は私の指示に従いました。

その夜、子どもが、公園でお菓子をあげなかった理由を話してくれました。
「お母さん、あの子は僕をいじめている子だよ」と。
子供にも考えがあります。まずは話を聞くべきだなと実感しました。

公立の小学校でしたが、
まりもを持っていくと、まりもを引き裂かれたり、野茂の帽子をかぶっていくと、破かれたり、いろいろなことがありました。どんな時も意地悪をする子が、自分の前の順番にいるからどうしようもないと。
担任に話をしに行きましたが、変わりません。
校長のところまで話をしに行きました。
あとで担任から「校長のところまで行くなんて」と、詰め寄られてしまいました。
ですが自分の子どもを守るのは親しかいません。

いじめをしていた子どもの母親とも話し合いました。
検査の結果、その子は社会に対しての適応障害であることがわかりました。
私の子供へのいじめがきっかけになり、わかったことでした。

いじめをしている子供のこと、
親自身がわかっていないこともたくさんあるわけです。
その子が自分の子どもだったらと思うと、向き合わなければならないこともたくさんあります。

本来、教育は、教えて育てるものではなく、子ども自らが学ぶ場であるべきです。
学ぼうとうる気を与える。
やる気、元気、勇気を十二分に与えて自ら自発的に興味を持って学ぶことができれば、
勉強ほど面白いものはないと思います。

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