4月4日江ノ島弁財天にお参りしてきました
江ノ島弁財天は、日本三大弁財天の一つです。
コロナの問題がある中でも、すごく賑わっていました。
桜やチューリップ、様々なお花が咲き乱れていました。
参拝するときに、必ず立ち寄っていたのが児玉神社です。
誰もお参りすることがなくなった寂れた神社です。
以前、伺った時には、神社が改築予定でした。この神社は、明治期の軍人・児玉源太郎氏がまつられていました。
近代日本が国運をかけて戦った日露戦争での参謀として活躍した日本に奇跡的な勝利をもたらした児玉氏を忍ぶ神社でした。
誰もお参りすることがなくなり、結局は競売にかけられているそうです。
軍神として児玉氏を称えることには違和感を覚えますが、戦争で亡くなったたくさんの人が共に供養されていたのではないかと思います。
誰にも知られていず、誰にもお参りもされていなかった神社ですが、いつもいつも気になっていて、江の島に行った時には、必ずお参りをさせていただいている神社でした。
きっとその役割を終えてしまったのかもしれません。
しかし、戦争でなくなった人がいたこと。
戦争の指揮をとり戦わずを得なかった人がいたこと。
相手の国の人のこと。忘れてはいけないことです。
日本には、こうしたなくなっていく神社が数多くあります。
氏子が支えきれなくなった神社、宮司がいなくなってしまった神社。
中には受け継いでいなかなければならないものがたくさんあるはずです。
神を思う心だけは大事にしたいものです。