親ガチャ
「ガチャ」というからには、もしかしてガチャポンと関係しているかもと思っていました。
「親ガチャ」の意味は、「親は自分じゃ選べない」ということらしいです。
「親の経済力など、家庭環境によって子どもの人生が左右されること全般」を「親ガチャ」と言っているそうです。
この表現を聞いたとき、なんて顕在意識が強い子供なんだろうかと思いました。
まさに自分中心の生き方です。
これは、すべて「比較」です。
親が「子ガチャ」ということはありません。
お腹を痛めて、産んだ子供が、たとえどんな状態であっても普通の親は愛情を持って育てます。
昔から「トンビが鷹を生んだ」ということわざがあります。
平凡な親からすぐれた子供が生まれるという意味です。
どこまでいっても、親自身は、自分を低い位置に捉えて子供を称えているのです。
親が「鷹がトンビを生んだ」という表現をしていることは耳にしたことはありません。
実際は、「カエルの子は、カエル」だと思うのです。
これは、決して褒め言葉ではありません。
しかし、客観的に見ると、親自身と同じものを子供が受けついでいると思います。
高次元から考えていくと、子供は、その親を選んで生まれてきています。
その親もまた、その家を選んで生まれているのです。
一切の偶然はなく、必然なのです。
「生かされている」神恩、仏恩、親恩、師恩は幼少の頃に教えなければならないのだと思います。
「親ガチャ」があるならば、「子ガチャ」だってあるでしょう!
「親ガチャ」なんて言っている子供に「子ガチャ」と叫びたいものです。