治療家の心得
治療家はどこの治療をするのですか?
体ですか?
心ですか?
魂ですか?
病気はその人の気づきのために起こっているのです。
本来は、その人自身が気づいて初めて治るものです。
治療家が治療する目的をどこに置くのか考えないと、どうしていいやらわからなくなります。
鍼灸師は、鍼やお灸を使ってエネルギーを流すことが主です。
カイロプラクティックは、姿勢を元に戻すことで体を整えます。
若石療法は足の反酌を刺激して体を刺激します。
リフレクソロジーは、足の裏の反射区を刺激して体をリラックスさせます。
一体、どこをどうしたいのかを考えないと、治療はできません。
自分の潜在意識を使って直してしまうことが目的ではないはずです。
患者さん自身が気づいて治すところまで行かないと、なんだか人の領域を侵していませんか?
対症療法は、治療家はできるけれども、根本療法は患者さんにしかできないのです。
分をわきまえないと、患者さんにも治療家にも決していい結果が出ないはずです。