清算期を迎えた人類
現代に生きる人のことを様々な言い方をする人がいます。
ミスター都市伝説関暁夫氏は、「すでに選別されている」と。
私は、そこまでは言い切れないと思っています。ただ、清算は始まっていると感じています。清算の「清」は、清廉・清潔・粛清で使われる漢字で、その意味は「清らか」「けがれのない」「後に余分なものを残さずきれいにする」といった意味を持ちます。「算」は計算を意味しています。清算は「関係を清算する」「過去を清算する」など、けじめをつける、関係を解消するといった意味で使われます。
地球創造から始まった人類の長い歴史、その歴史における過去からの清算が始まっていると思うのです。コロナもその一つです。ウイルスに対抗する薬剤はそれほどなく、自分の持つ免疫力が最強です。人類は幾度と、克服してきました。
清算は、コロナだけとは変わりません。宗教も同じです。本当の宗教がどこにあるのかはわかりませんが、全く必要のない時代になりました。大事なのは、自分が潜在意識とつながり神様とつながればいいだけなのです。つまり、自然治癒力も潜在意識もすべては自分自身のうちにあるのです。大事なのは、本当の自分に目覚めることです。
ところが、危険なのは、欲です。自分の持つ力に特別なものを感じたり、自らが教えようと自己顕示欲が強くなったり、自分を褒めてもらうことに喜びを感じたり、自己愛が強いと、間違った方向や間違ったものに惹きつけられていってしまいます。もちろん全ては完全なるもの。間違おうが、どこに向かおうが構わないのです。精算をしようとしているのですから、それはそれで仕方がないのです。
でもできうれば、その清算、違う形で行いたいのです。どんなに人をサポートさせていただきたいと思っていても、その人が自分の中を見ることができなければ、清算に向かいます。
人類の歴史は、本当に悪業を重ねてきた歴史です。奈良時代は天皇をめぐる戦い、藤原一族の独裁、源氏と平氏の乱、比叡山の焼き討ち、キリスト教の弾圧、戦国時代の下克上、廃仏毀釈、世界大戦、原爆など日本だけでも大変な数の出来事があります。世界では、十字軍やヒットラー、エジプトのファラオ、イラク、いまだに戦っているとこるもあります。大事なのは、名もなき人が本来ならばキラキラした人生を送るはずだったのに、それが奪われてしまったということです。NHKの大河ドラマを見ても、明智光秀よりも一緒に戦った農民の人に目がいってしまいます。命はみんな同じです。
魂は、幾度もの人生を生かされてきています。そのため傷つき、時としてそこにデータを持っていることがあります。遺伝子には引き継がれています。人の人生の目的は、データを消す、本来の自分の生き方をすることです。
セミナーで大元の魂の汚れをお一人お一人にお伝えすることがありますが、安易に考えていくと、清算にむかいかねません。おわじと感謝こそが、☯️のバランスです。
自分が火をつけた人は火をつけられアトピーに。神の力を奪った人は、反対に使われ人の力を奪うことに。自分の中の想いを見ること、間違っているものを奥深く見ることができないととんでもない方向に人を巻き込んでいきます。巻き込まれる人も同じ汚れがあるためです。とにかく、汚れを取ることです。同じ空間を共有する人には、同じものがあるわけです。スピリチュアルな世界は自分を見つめないと、どこにつながっていくかわかりません。興味本位で覗かないように、見えない力を高めたいなど思わないように。くれぐれもご注意ください。
ひたすら魂の汚れを取ることに専念し続けて行きたいと考えています。