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よもやま話

20代の私

昔の私は、超がつくほどの自分中心でした。

その私が変わったのは、人から不幸と思われるほどの出来事が起きてからです。

乗り越えられなかったら、今は生きていなかったかもしれません。

やがてその出来事にどういう意味があるのかをしっかり把握することができるようになりました。

もがいても、もがいても、自分が変わるしか無いことに行き着きました。

当時は神様に「私を見てくださっている神様、この意味を教えてください」「どうしたら自分が変われますか」など、尋ねていました。すると、電話がかかってきて、そのヒントをいただけたり、人が訪ねてきて参考になることを教えてくれたりしました。

自分を見てくれている神様の実在を何度も確信できたのでした。

子供というのは、親にとっては宝物です。

だからこそ、親は子供で試されます。私も同じでした。

当時、私の子供は熱をだすと、ひきつけ(熱性けいれん)を何度も起こしていました。

救急車で病院へ搬送したこともありますが、対処方は、解熱剤しかありません。

肛門から解熱剤を注入するのですが、入れたあとは、なんだかボーっとしているように感じてしまいます。

医師に尋ねると、「副作用がありますから」とのこと。

ひきつけを抑えるには、薬しかなく、薬を使うと脳に影響が出るというのです。

ひきつけによって半身不随になった子供もいるため、不安でした。

3歳で麻疹を経験した時は、何も食べず、2週間熱が続いていました。

医師に往診してもらうしかありませんでしたが、ひきつけは1日3回以上起こっていました。

3歳までに子供に薬を使ったのは1回のみ。

副作用の恐ろしさと、薬を使った後肛門から透明な下痢になったことから、恐ろしくて使えませんでした。

熱=ひきつけ=半身不随のイメージは脳裏にしっかりとついていて、子供の命への執着心は取れませんでした。

しかし、このイメージを持つことこそが引き起こしていくのです。

そこで、自分なりによーく考えました。

考えた結果、子供をくださったのは神様。

それなのに自分で子供の命を守ろうとしていたこと、熱は体が闘っている反応なのに感謝できなかったこと、万一子供の命がなくなったとしても、それは神様が持って帰ろうとしているなら、委ねようと思ったのです。

以来、一度もひきつけはなくなりました。

ひきつけがあったおかげで、子供は一度も予防注射を受けることなく育ちました。

大人になって仕事の関係でインフルエンザを打ちましたが、逆に体調を崩すことになりました。

現在、思うことは、知らない間に神様を見ていかせていただいていたのだと言うことです。

当時、潜在意識の存在を知りませんでしたが、つながるには、心の持ちようがすごく大切だと思っています。

子供のことで悩まれている人は、子供への執着をとりのぞくことが大切です。

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