間違い探し
今日は、リボーン初級セミナーの反省会でした。
自分の人生のベースが、どんな考え方で成り立ってきたのかを一緒に反省しました。
1ヶ月間の実践でベースがわかってきました。キーワードは「比較」でした。
全てのものを他人と比較して生きてこられたのでした。
比較をすると、自分がその人よりは幸せだったり、その人にはまだ追いついていないということがわかります。
このベースは、良心の育て方によって作られるのですが、一族のベースがここにあるということもわかるでしょう。
私は25歳の時に、母親とこの比較論について大喧嘩をしました。
母は、8人兄弟姉妹の次女。
当時は女性は学校にはいかさない、男子だけ学校に行かせるという時代だったそうです。
学校の先生が高校に行くように勧めても残念ながら難しく、公務員になりました。
ですから、学校に行かせるのが大きな酷評だったのですね。
勉強にはとにかくうるさい人でした。
学校の成績が良いと、認めてくれる人でしたね。
母の中では、友人がどこの大学に行ったとか、どこに就職したとか、誰と結婚したというのが常に話の中に出てくるのでした。
私にとっては、何も関係はないのです。
友人がどこを出ようが、どこに勤めようが、私の興味はありません。
大事なのは、自分。何がしたいのか。何をしようとしているのか。どう生きるのかです。
それが大きな衝突をしたのです。
人生観というのは親が作るものなのです。私なりに大きな間違いを探して修正したというわけです。
母の人生は、35年も公務員人生を送り女性初の婦人室長にまで上り詰めたのですからそれは尊敬に値します。
自分とは比べものにはなりません。
ですが、この60年を振り返って、不幸というものも経験しましたが、自分は幸せだと感じています。
人と比べなくてもたくさんの贈り物を神様がプレゼントしてくださり、何よりも潜在意識やハイヤーセルフの存在を身近に感じることができて幸せそのものだと感じています。
初級セミナーでは、心の中の問題点を実践を通して掴んでいきます。実践型がとても大事なのは、知識ではないので、はっきりと行動から分析できるということです。
初級が最も大事なベースになります。未だ誰も中級を受けることができていないのも、こうした大事なベースをしっかりと掴んでもらうためです。
初級を受け、毎週の報告、1ヶ月後の反省会、それでもクリアできない場合は、個人相談へと続き、自分自身の考え方を磨いていきます。
人と比較する、人を責める、不平不満を持つ、人を批判する、さばく、自分中心の考え方、これらを徹底的に変えることが初級の目的です。
間違い探しは、意外にも面白いものです。