目的はなあに
言葉は、人を生かすことも殺すこともあります。
言葉の使い方というのは、本当に慎重にしなければなりません。
人を傷つけることなく。
すべては自分から起きている現象です。
自分が起点になって、結局巡っているわけですから。
自分の責任と思っていないならば
発してはいけないと思っています。
その言葉を言う目的は?
何のために言うのですか?
よく霊能者と称する人が、人を見て
「あなたは城主だった」などと言います。
言われた方は、中には、偉かったんだと自慢する人がいます。
褒める内容は必要ないのです。
その人の今後の生き方をしっかりと変えていくためには、
たくさんの部下がいて、城主の名前をかたって、悪いことをしたこと、
農民を泣かしたことなどが大事になります。
私が霊能者を嫌いなのは、いいことしか言わないからです。
いいことを言われても、自慢げに鼻を高くするだけです。
いいことをしていたなら、今の世で本当に素晴らしい地位についていたり、
莫大な収入を得ているはずです。
今の自分を見ていると、全てのことがわかります。
ですから、言う側は、何のためにいうのかを考えなければなりません。
見えることは、害でもあります。
全て見えているわけでなく、ほんの一部なのですから。
本当に見える人は、天使も神も悪魔までも見える。
自分の後ろまでもわかるはずです。
目的も何もない言葉には、注意ください。