残念ながら見ているものが違います
私は、いつも人の体や言葉、様子を観察しています。
人の顔つきや言葉の中には、その人の深層心理が必ずにじみ出ています。
ある人は、戦争や原爆、アウシュビッツの話をすると、必ず顔をしかめて苦しそうな顔をします。
なんでそんな顔をするのだろう。
ずっと気になっていました。
この人の深層心理には、善悪や正義に関しての判断基準が強烈にあるに違いないのでしょう。
思い切ってその話をしました。
ご本人は表情の変化に気づいていませんでした。
すると、翌日、電話がかかってきました。
「自分がそんな顔をして皆さんに嫌な思いをさせてたなんて」との言葉です。
いいえ、あなたは間違っています。
嫌な思いをしているのは、その場にいる人ではありません。
あなたは、現実しか見ていないのです。
リボーンで学んだ法則はどこにあるのですか?
嫌な思いをしているのは、見えない人たちです。
戦争で戦った人も、亡くなった人も、原爆で亡くなった人も、アウシュビッツで殺された人も殺した人も。
人が越えなければいけない時代がありました。
その人たちのおかげで、現在の私たちの生活があるのです。
嫌な思い!冗談ではありません。
みんな好きでその時代に生きてきたわけではありません。
なんで過去に感謝ができないのですか?
感謝して初めて戦った人も命をなくした人も、殺された人も殺した人も、本当に歴史の中で、その役割を果たせたのです。
振り返る時に感謝がなければ、浄化にはつながりません。
以前にもブログで書きましたね。
過去のことに徹底感謝して、潜在意識さんが、データをゴミ箱に入れてくれた音を聞かせてくれたことを。
もう一度、よく考えてください。