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心を「芯」に、そして「真」に

病気やトラブルがあると、人は誰もが、これを解消しようと頑張ります。
どうして自分に降りかかるのかを考えます。起きている間こそ、最も幸せな時なのです。
宇宙からの愛情を一身に受けている時だからです。

ところが、何もトラブルが起こらなくなる。
穏やかな毎日が訪れるようになる。
そんな時が来たならば、一番気をつけなければなりません。
平穏な日々が当たり前になり、「なれ」が出てくるからです。

「なれ」は、恐ろしい事象です。
「ま」が入ってきます。
「ま」は隙間のこと。間=魔につながります。

仲間との間に溝ができたり、一つになっていたものが分裂してきたり、いろいろなことが起こります。
発展前やいよいよこれから本腰を入れなければというときにも起こりやすいのです。

そんな時はどうしたらいいのかというと、何も考えないで、淡々とルーティンをこなしていきます。
見えない「ま」の狙いは、進展を防ぐこと。
大きくさせないこと。
団結して強い力を持たさないことだからです。
自分自身が、分裂などの禍を引き起こしてしまう役割をしないように、自らを冷静に見続けて行きます。

昔は、いい加減なものでも宇宙から見れば許されました。
今は、自分の欲心、我や慢心、好き嫌いなど、必要のないものは早く捨て去ったほうがいいのでしょう。
「正直者が馬鹿を見ない時代」になり、メッキはどんどん剥がれ始めています。
何が起こっても、気持ちが落ち込むことも、心がたかぶるることもせず、淡々と淡々と、粛々と粛々と、いつも通りに精進します。

感情の起伏が激しい人は、見えないものに操られやすいのです。
自分の中の小さな部分のみ見続けていて、他の人や自分自身、地球という全体像を見落とすと、目的を見失います。
生かされていることがわかっているならば、毎日同じ感謝ができるはずです。
世の中は、誤解だらけ。
いい縁と思うのも、悪い縁と思うのも誤解です。
たとえ悪として使われるても感謝、たとえ善として使われるても感謝、全てが感謝。
間違っているものは何一つないでしょう。
自分がどのように使われたいのか、決めるのは自分自身です。
心はコロコロするけれども、草木のような根っこを持つことができれば芯になります。
強き芯は、影響を受けることはありません。

見えない世界からの影響は常時受けているのは当たり前。
それを自分が十分わかった上で、違うもう一人の自分を見つけていけば、芯がぶれなくて済むでしょう。
「心」は「芯」に、「芯」をしっかり作れば「真」に。
無理のしすぎは「辛」に。
貫き通せば「神」にまで変化をします。
心には様々な可能性があるのです。

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