家にある感情
02月01日 09時45分18秒
意識が深く使えるようになると、いろいろなものの感情がわかるようになります。
家を探している私にとって、
現在の家を手放すことは、断腸の思いです。
住んで20年、よくここまで守り、発展をさせてくれました。
本当に感謝でいっぱいです。
家を探しに、様々な家を見に行っていると、
その家の感情がわかるようになりました。
「長い間ありがとう。いろいろなことがありましたね。
大事に使ってくれてありがとう。家も土地も幸せでした。
次の人を幸せにしますから」と、伝えてくる家や土地。
その家の持ち主は、老後を考えて手放さなければならないのです。
一休兼つくしである自分が建てた家です。
どうしても解体だけは嫌なのだそうです。
私も今日まで自分を支えてくれた家を手放したくはありません。
共に命を紡いでくれた時間は、かけがえのないものです。
古い家は、供養もされずに解体をされてしまいます。
庭木も同じです。
更地になる前の土地に植えられている樹木が、怯えているのを感じます。
助けることもできない自分、
やるせない自分、どうすることもできません。
1本だけでも植え替えれれば、命をつなげることができるのに。
そんな思いで土地を探しているのですから。
なかなか難しい状況です。