一人の人の後ろには数万人の見えない人がいます
昔、営業マン研修を受けたときには、よく言われました。
一人の人の後ろには200人の人がいますと。
たった一人の人に満足してもらえると、その人からの口コミで200人に伝わって、車はどんどん売れていくということです。
ですが、この話、私は少し違うと思っています。
人間はいろいろなしがらみがあり、長い時間を経過して生まれています。
縁(えにし)という言葉、因縁という言葉もありますが、えにしという言葉のほうが合っているでしょう。
過去には助けたり助けられたり、傷つけたり傷つけられたり、いいことも悪いことも経験しながら、今の時代に生かされています。しかも過去におけるすべての記憶を忘れた上で、今生かされています。
よくカルマや罪があるという人がいますが、それは全員にあるわけです。
いったんそのことは、すべて忘れることが必要です。
大事なのは、自分の周りの人を大事にすることではないでしょうか?
仕事でも商売でもえにしがあって共に生かされているわけですから。
人の後ろにいる人は、必ず接する人の心を見ています。
お金を儲けたいのか、本当に人のためになることをしようとしているのか。
一人の人を大切にして接しなければなりません。
神社、仏閣にお参りして祈っているにも関わらず、人を大事にしない行動を見つけてしまって、今日の私は本当に不機嫌になってしまいました。自分以外の人が怒っているように感じました。
神様、仏様とした約束は、人とした約束以上に大切なことです。
守れないなら祈ることをやめなければなりません。
たった一人の人を大切にして心からサポートするときに、本当に次から次にお客様がいらっしゃってくださる。
感謝してもしきれません。
初心を忘れないように、頑張っていきたいと思います。