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ヨーロッパからタツノオトシゴ

約2ヶ月間、モロッコからスペイン、ポルトガル、タイへと
旅行をしていた会員さんが戻ってきました。
お土産に、タツノオトシゴの壁飾りをいただきました。

顔が馬に似ているので、「海馬(かいば・うみうま)」「馬魚」「馬の子」「馬の顔」などの別名もあり、英語では、「シーホース」と呼ばれています。
縄張りを持たないとても平和的な生き物です。

タツノオトシゴは縁起がいいモチーフです。

タツノオトシゴは漢字で書くと「竜の落とし子」。
竜が天から産み落とした子供だからなのでしょうね、
また、その泳ぐ姿は、海の中では頭を上にし、まるで立っているような姿で泳ぎます。水面に向かって泳ぐ習性もあり、「登り竜」をイメージしますよね、
そして、つがいになると、一生添い遂げ、夫婦で子供を育てる習性があります。
海の中では珍しいのです。
夫婦円満で仲がいいのです。
さらに、タツノオトシゴはたくさん子供を生みます。
1回の出産で多い時には1000匹くらいの子供たちが生まれるので、
子宝に恵まれると言われ、縁起のいい生き物なのです。
オスが「育児嚢(いくじのう)」という袋の中でメスが産んだ卵をふ化させます。
より確実に、安全に子供を生むことができるからだそうです。
健康長寿の意味もあります。
タツノオトシゴ自体も寿命は1~5年で、あのサイズで5年も生きられるのは
海の中の生き物では長生きです。

というわけで「幸せのシンボル」としても親しまれています。
ラッキーモチーフが、また一つ増えました。
ありがとうございます。

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