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遺伝子の中にあるもの

11月11日の未明 知人の義理の妹さんが旅立ちました。

とても長い闘病生活でした。

初めてお会いしたのが、情報センターを作ってからですから5〜6年前になりますね。

明るい方です。

病名はALS(筋萎縮性側索硬化症)。

この病気の原因は不明。

体を動かすのに必要な筋肉が徐々にやせていき、力が弱くなって思うように動かせなくなる病気です。

筋肉を動かしている脳や脊髄せきずいの神経(運動ニューロン)がダメージを受けることで発症します。

脳から筋肉に指令が伝わらなくなることで手足や喉、舌の筋肉や呼吸筋が徐々にやせていきます。

呼吸筋が弱まると呼吸困難に陥り人工呼吸器が必要になります。

根本的な治療法はない病気です。

随分前のブログにも書きましたね。

その方がいらしたときの翌日に、事務所にいた全員がむせてしまう症状が出たこと。

これは、見えない世界に原因があることを教えてもらいましたね。

この病気は、引っ越しをしてから発症するケースが多いようです。

土地に引き込まれる仕組みが起こるようです。

義妹さんは、新居を建ててから発症しました。

育った環境にも事情があったそうですが、本当にいつも他人のことばかりを思う方でした。

愛のある人でした。

自分なりに分析をしてみました。育った環境の中で我慢していたこと、悲しみが深かったこと。

心の奥底にコンプレックスを持っていたこと、自分なんかと卑下をしていたことなど、自らの魂に傷をつけてしまっていたのではないかと思っています。

魂の状態は、大きく4つに割れていました。

ですが、本当に綺麗で汚れはありませんでした。

私は、何もできませんでした。

人には宿命があります。

どうすることもできないことがあります。

決して人ごとではないのです。

私たち人類の遺伝子には、みんな同じような種が潜んでいます。

いつ、その種が芽を出すかはわからないのです。

他人事ではありません。

来世は、こんなに頑張って精一杯命を全うしたのですからきっと、自分が考える「幸せ」を叶えることができるでしょう。

ありがとう。

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