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緑内障の原因は腎機能の低下

緑内障の患者さんがご相談に来られました。

緑内障は、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。

最近の治療は進み、緑内障=失明という概念は変わりつつあります。

少しずつ見える範囲が狭くなっていきますが、その進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することは稀、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。

40歳以上の日本人には、20人に1人の割合で緑内障の患者さんがいることがわかっています。

緑内障の原因は、高い眼圧。

眼の中を循環する「房水」(液体)は、毛様体という組織で作られて、虹彩の裏を通過して前房に至り、線維柱帯を経て、シュレム管から排出され、眼外の血管へ流れていく経路で循環しています。

この房水の循環により、ほぼ一定の圧力が眼内に発生し眼球の形状が保たれます。

この圧力を「眼圧」と呼んでいます。

眼圧は、眼の硬さ。

眼圧が上昇すると(眼球が硬くなると)、視神経が障害されやすくなり、緑内障になるリスクが高くなることが知られています。

治療の多くは、眼圧を下げることで緑内障の悪化を防ぐためです。

なぜ眼圧が高くなるのでしょうか?

その原因はあまり語られていません。

おもに腎機能の低下によるものです。

腎機能が低下し上半身にむくみが溜まって起きているのが緑内障です。

患者さんは太っていてもやせていてもむくみは上半身、特に頭に溜まっています。

眼の後ろ、頭部の後頭部を探ると、少しコリのような塊のあるのがわかります。

しかも手は少し、じんわりと汗ばんでいます。

足の指先が冷えて温度が低く、足の血流が悪い状況です。

体全体を陶板浴で温め、血液やリンパ液の流れをよくし、頭部のコリを磁気針でほぐすことが改善につながります。

カタカムナ療法を患者さんに試したところ、体の中の流れが変わった、暖かくなった、何だかとても嬉しいなどの変化を感じたといわれました。

改善へ向かってくだされば嬉しいです。

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