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相談のあり方

こんな相談が先日来ました。
「三人の子供を育てたシングルマザー。
連休に孫を連れてきてくれなかったそうです。
お菓子もおむつも用意していたのに。
今度子供がマンションを買うので頭金を支援してほしいとのこと。
でも、その土地は昔の処刑場の跡地とのこと。だから反対しています。」
この相談は、私の元に来たのではありません。
会員さんのところに来た相談です。

相談にのることは、とてもいいことです。
ですが的確に導けないなら、私は話を聞くだけでいいのかなと思っています。

私が相談を受ける場合、事前に潜在意識としっかりつながるようにしています。
どんなことも解決してくれるのは潜在意識だからです。
自分がしっかりつながることができると、私の潜在意識は、相手の潜在意識から情報や答えをもらってきます。
原因はどこにあるのか、病気は神の問題なのか、霊の問題なのか、心の問題なのか。
生き方の問題なのか。
迷うことがありません。
場合によっては御朱印帳の力も借ります。

そもそも相談にのるのは何故ですか?
その目的は何のためですか?この点をしっかり考えなければなりません。
その人が良くなればいい。自分が頼られたいのか。

私はどちらも違うと思います。
誰もが良くなればというのは、宗教の考え方です。
誰もが良くなるのは真の願いかもしれません。
ですが、その人に起こっている事は、その人だけへの神様からのプレゼントです。

もし私に相談が来たならば、まずその人は自分と同じ汚れるのがあると考えます。
その汚れはどこにあるのでしょう。
何を気づかなければならないのかと考えます。まず自分なのです。
相手ではないのです。

その人の姿を観察します。
孫に来て欲しい → 孫は自分のものではありません。求めている姿。
マンションを購入するのにお金を出して欲しい →  子供は親に求めている。
元処刑場だから住まわせたくない →  処刑場は霊がかかるから嫌だ 

なんて自分中心なんだろうというのが結論です。
どこの土地も人類が争った後の場所です。処刑場も意味があります。他の人はそこに住んでもいいのですか?どんな場所でも住まわせていただくのです。自分のものなど何一つありません。
私の住まいは、幡ヶ谷。甲州街道の処刑場は笹塚の牛窪ですが、広いのでつながっています。地蔵尊がありますよ。
どこでも住まわせていただいて、一緒に浄化させていただけばいいのです。
子供を育てたわけではないのです。育てさせていただいたのです。
子供がいるから自分が成長できたのですよね。
自分の子供ですが、天から預かった子供です。
どういう子供に育てていくのか。すべては自分の責任です。

35歳の男性を持つ家族の相談です。
結婚して子供が大きく変わってしまいました。お嫁さんの影響もあるかもしれません。お嫁さんは、親がしてくれるのが当たり前という考え方です。親の所有する家に子供が住む話になって子供は家賃を払うと言いましたが、お嫁さんは「親の家に住んでなぜ家賃を払うの?」と言ったそうです。まだ住宅ローンは残っているのですが。
結婚前に子宮頸ガンを患ったので孫の話が出たそうです。子供が生まれなかったら特別養子縁組で他の子供を幸せにする話が出ていたと言います。
その人はお嫁さんも了承してくれるものと思って結婚しましたが、現実は「自分の子供しか育てたくない」とのこと。そういうことで昨年離婚したそうです。

本音を言うと、
価値観の違いはどうすることもできません。
これはこれでよかったのではないかと思っています。

相談者の方の場合、子供をどう育ててきたのか?
親にしてもらうことが当たり前なのか。
子供は親の持ち物ではありません。自立が必要でしょう。

自分は、どこが同じなのだろうか。真剣に考えていくと、共通点が見つかるはずです。
同じものを持っているしとしか、自分のそばには集まってきません。
自分自身を見直すチャンスです。

相談は、まず聞く。
そして、良し悪しのものは全くない。すべては完全なるもの。
潜在意識等存在がいて、何を気づかなければいけないのかを考える方向に導くだけで十分なのです。
まずは、自分が変わることです。

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