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政治と宗教

08月04日 09時15分07秒
古来から権力者にとって神というものは、必要不可欠だったに違いありません。
常に自分の権力を守るため、
民の暮らしを安心安全、平和にするためには
欠かせなかったのでしょう。

しかし残念ながら、時の政権は、
いつの間にか自らの勢力を維持、強大化するために
宗教(僧侶、陰陽師など)を利用してきました。

世の中が乱れると、
宇宙は、疫病や飢饉を発生させて人々に戒めを与えてきたのでしょう。
あっという間になくなってしまった奈良の藤原京。
建武の新政を目指した南朝の拠点の吉野。
長野の川中島の戦場跡地。
歴史を訪ね歩いていくと、人の命のはかなさを感ぜざるを得ません。

人は何のために生まれ、何をするために生かされるのでしょう。
二度と同じことを繰り返さないように生きていきたいのですが、
何度も何度も繰り返してしまう、人の愚かさ、幼さ、切ないですね。

政権を担うものは、本来国の民の幸せを考えて宗教を取り入れます。
政(まつりごと)=祭り事と言われる所以です。
それがいつの間にか、権力に溺れ、奢り昂ることになります。
権力には、義務と責任が付き纏うことを忘れてしまうのです。

謙虚に真摯になることができれば
もっともっと素晴らしい世の中が作られたことでしょう。

宗教を信じている人は、神に対する思いを持たない人よりもいいとは思います。
しかし、人類の平和を目的とする建前のもとに、
教祖が贅沢をしたり、自分が神の代理であるだとか、崇め祀られ利用になると、
間違いが起こるのではないでしょうか。
自分のやっている宗教が絶対だと言い始めたら、
そこで終わってしまうのではないでしょうか。

何かを求める必要もなく、
ただ生かされている自分を見つめる。
潜在意識と繋がることを考えていくと、自ずと人生幸せに満ち溢れる結果につながるのだと考えています。

自分の宗教が絶対、一番、なんて主張する
宗教は必要ないでしょう。

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