トラブルが起こると、どうしても弁護士を頼まないといけない時があります。
でも、安易に知り合いだからと頼むと、その結果、高くついてしまうことになりかねません。
ですから、弁護士に依頼するときには、必ず無料相談を利用することです。

以前にも書きましたが、主人の父が亡くなって遺産相続のトラブルになった時のこと。
主人の同級生である弁護士に頼みました。
これが、根っからの悪徳だったのです。
騙されて請求された金額は５００万。
そんな馬鹿げた請求金額があるのかと、全て調べてみました。
公正証書を作成していたのですから、１５万で済んだと言う弁護士もいました。

主人に話すべきことを話さないで、自分のいいようにやった結果の請求金額でした。

何度も話し合いましたが、平行線なので裁判をしてもらいました。
１年以上かかりましたが、裁判の結果、当時の弁護士会会長が調停に立って、「呆れる弁護士」と言われて、１２０万で決着しました。

この時、私たちの側に弁護士は立ちませんでした。
同じ弁護士の報酬ですから「立つことはできない」と、断られ、表に立つことをせずに私たちのバックで知恵を貸してくれました。

その弁護士は、本当に人間性ができた人で、他にもいろいろ助けられてきました。
宗教問題、自費出版の詐欺など。
いろいろなことがありましたが、
一家に一人信頼できる弁護士さんが必要な時代になっています。
弁護士も医師と一緒です。
どこまで行っても商売ですから、適正な金額で人の役に立つ人を選ぶことです。
いろいろなトラブルに会うのも自分の汚れです。
汚れを消しとる最善の方法を自分なりに考えなければなりませんね。