顕在意識が強いことに気づいてね
潜在意識と一つにつながるためには、気づかないといけないことがあります。
顕在意識の存在です。
この人が好き。この人が嫌い。この人が苦手。そう感じているのは、すべて顕在意識、自分そのものです。
この感覚は、もしかしたら間違っているのかもしれません。
好きと感じている人が、実は敵方の縁だったり、嫌いと感じている人が実は味方の縁だったりすることもあります。
大事なことは、どうして好きなのか。どうして嫌いなのか、を自分の心に問いかけることです。
感情ではなく理論で尋ねてみること。その理由にとても意味があります。
好きも嫌いも全ては誤解から始まっているのです。
自分にとっていい人だと誤解するから好きになり、自分にとって悪い人だと誤解するから嫌いになるのです。
人は変わらないと思っている人もいるかもしれません。
でも、いろいろなことが起こると、人は必ず変わらざるを得ないことになります。
病気や不幸がそのきっかけになります。きっかけをもらった人こそ、変わらなければならないのです。
変わることができなければ、再びきっかけが来ます。
全ては同じ人、他人も家族です。自分が嫌いっだと思う人こそ、自分が変わる鍵を握っている人ですから大事にすべき人なのです。
嫌いな理由を見つめ、自らの心を磨く努力をする。嫌いな人を好きになるには、嫌いな人に愛を注ぐ。
嫌われている理由のある部分を変えていくために、あえて仲良くなり、嫌いな部分を話すことができるような関係になることも必要です。
愛には、嫌いな人に関わらないよう逃げる愛もありますが、積極的に嫌いな人に関わって待つ愛もあります。
人に応じて愛の与え方を変えていけるようになれば、いいのでしょう。